痛風結節とは

痛風結節とは

痛風結節とは

高尿酸血症になると足の指付け根などに激しい痛みや腫れが起こる痛風発作を引き起こす場合があります。

血中の尿酸が多い状態を放置すると痛風を発症し、発作が起こるようになりますが、悪化すると尿酸が結晶化します。

この作り出された結晶は関節や軟骨の周辺、皮下組織などに蓄積されますが、見た目はコブ状の形をしています。
痛風結節は蓄積した結晶がコブのような状態になることをいいます。

痛風結節は最初の発作によりなるということはありません。
一般に初回の発作から数年後、尿酸値の改善をしないまま発作を繰り返していることにより作り出されるといわれています。

痛風発作のように激しい痛みに襲われるということはありませんが、尿酸値が高い状態を放置していると、作り出されたコブは巨大化します。
また、コブは巨大化すると周辺にある関節に悪影響を及ぼします。

関節の変形や破壊に繋がると指摘されているのです。
コブが関節を圧迫し、痛みを引き起こすこともあるでしょう。

実際にこのようなことが起こった場合には、体の正常な動作が阻害されることになりますので、痛風結節は当然歓迎できるものではありません。

なお、コブが発生しやすいのは、下半身だと足の親指付け根、くるぶし、アキレス腱などを挙げることができます。

上半身だとヒジ関節の後ろ側、他には顔にも発生するのですが、耳たぶ、耳の最も高い場所などが挙げられます。
特に体温が低い場所に起こりやすいのが痛風結節の特徴といえますので、覚えておくと良いでしょう。

大きさは放置していると増す特徴がありますが、大豆程度の小さいものもあれば、野球ボールのように大きいものもあります。

なお、幸いなことにコブは発生したら消滅しないわけではありません。
尿酸値を改善することにより、結晶が溶出することになるため、コブは小さくなり、最終的には消えます。

尿酸値が正常になることで痛風結節だけでなく痛風自体の改善、高尿酸血症の改善にも繋がりますので、生活習慣の改善や投薬治療には真剣に取り組みましょう。

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