高尿酸血症の診断

高尿酸血症の診断

高尿酸血症の診断

痛風予備軍ともいえる高尿酸血症。これを診断するためには、体内に含まれている尿酸の量を調べる必要があります。

その検査として行なわれるのが血清尿酸値測定です。

血清とは、血液中に含まれる、血球(赤血球、白血球、血小板)を除いたほかの物質のことをいいます。

採取した血液を試験管などに入れておくと、薄い上澄みと濃い沈殿部分に分かれます。このうち濃い部分が血清です。

血清中には、あらゆる病気に犯された細胞組織が含まれています。

その成分を分析することで、病気の原因や進行具合を調べることができます。

よって、血清中に含まれる尿酸を調べることにより、高尿酸血症かどうかを診断することができるのです。

血清尿酸値測定では、採取した血液を自動成分分析器にかけ、血清を分離させて尿酸の量を調べます。

測定自体は、高性能測定器を用いることで比較的短時間で行なうことができます。

測定によって得られた尿酸値は、1dlの血清中に尿酸が何mg含まれていたかを示す数値です。

この値が7.0mg/dlを超えていた場合、高尿酸血症と診断されます。

一般に、尿酸の正常値は、男性が3.0~7.0mg/dl、女性は2.0~5.5mg/dlとされています。

では、尿酸値は低ければ低いほどいいのかというと、決してそうではありません。

逆に、2.0mg/dl以下の場合は低尿酸血症と呼ばれ、これは通常よりも多くの尿酸を排泄してしまっている状態です。

この場合は、腎臓機能の異常が考えられますし、尿路結石を起こすケースもありますので、やはり改善が必要となるのです。

しかし、尿酸値は常に一定の数値を示すわけではなく、その日の体調、最近の食事、生活状況によって大きく変動してしまいます。

また、抗炎症薬、利尿剤などを服用していた場合も尿酸値に影響してしまいます。

そのため、日を変えて何度か測定を行い、その平均値を調べ診断をくだすのが一般的です。

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