痛風の治療薬:副腎皮質ステロイドを使用した治療法とは…

痛風の治療薬:副腎皮質ステロイドを使用した治療法とは…

副腎皮質ステロイド
副腎皮質ステロイドは痛風治療薬の一つですが、どういうときに使用することになるのでしょうか。

この疑問に対する回答としては、
・NSAIDパルス療法が効果を出さなかった場合
・短いサイクルで痛風発作が繰り返される場合
・複数箇所に痛風発作が起こった場合
・胃潰瘍、腎不全のような腎障害などによりNSAIDs(非ステロイド系抗炎症薬)を使用することが不可能な場合
を挙げることができます。

副腎皮質ステロイドはステロイド薬や副腎皮質ホルモンと呼ばれることもありますが、これは痛風治療の場合同じものという認識で良いでしょう。

炎症を抑制する効果に優れており、痛みや腫れの症状を消失させることを目的に使用される薬なのです。

副腎皮質ステロイドは内服する方法の他、筋肉注射による投与、点滴による投与、関節腔内注射による投与など、さまざまな投与方法があります。
最初は多めの量を投与するのがこの治療薬を使用する場合の特徴といえますが、段階的に使用量を少なくします。
どうしてこのような投与方法がとられるのかというと、関節炎がまた起こるリスクが増大するからです。
そのため、急に薬の投与をストップするのではなく、徐々に少なくしていく形になるというわけです。
なお、目安としてこの治療は10日間程度を費やし行われることになり、薬の量は先述した通り後半にいくに従い減少することになるでしょう。
ストロイドといわれると恐怖心があるという人もいるでしょうが、特に副作用の心配はないといわれています。
これは投与する期間が短いため副作用が起こらないというのが理由のようです。

ただし、いい加減な治療への取り組み方で良いというわけではありません。
服用中は医師の指示通りの飲み方や量を守り、少し調子が良いからと全く飲まなくなるなど、自己判断で量を変更してはいけません。

また、痛風は尿酸値の正常化を目指すものですので、薬にばかり頼るのではなく、食事をはじめとする生活習慣の改善も継続する必要があるでしょう。

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