肥満

尿酸値を下げるための基本は、生活習慣を改善することです。
中でも、肥満には注意したいものです。
尿酸値の高い人が全て肥満というわけではありませんが、肥満の人のほとんどは尿酸値が高いという傾向はあるようです。
肥満の原因となりやすい過食や美食は、そのまま尿酸値を上げる原因にもなりますから、相関関係があることは言うまでもないでしょう。
基本的に、プリン体を多く含むといわれている食材として、肉類があげられることが多いですが、カツ丼や焼肉などを普段から食べ過ぎていると肥満の原因になりやすいことは容易に想像できると思います。
またアルコール、特にビールにはプリン体が多く含まれていますが、お酒を飲むときには、つい脂っこい物を一緒に食べる場合も多いでしょうから、やはり肥満につながりやすくなります。
このように、肥満と尿酸値を上げる食材はほぼ一致しますので、肥満に注意すれば尿酸値を下げることにも有効となるのです。
基本的には食事に注意して、いわゆる和食中心のメニューを取り入れることが効果的です。
また、適度な運動をして、体全体を活性化させることも必要でしょう。
肥満は尿酸値だけでなく、他の生活習慣病の原因にもなりやすいですから、くれぐれも気をつけておきたいものです。
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