血清尿酸値とは?また、高尿酸血症と診断された場合の治療方針とは?

血清尿酸値とは?また、高尿酸血症と診断された場合の治療方針とは?

血清尿酸値とは
血清尿酸値とは、血液の中にある尿酸の濃度を数値化したもののことをいいます。
これが基準値の7mg/dlを超えた場合、高尿酸血症と診断されることになります。
通常、体内の尿酸量は1日700mg生成され、これと同じ量が排泄されることになります。
しかしながら、過度に作られたり排泄が上手くいかないと、生成と排泄のバランスが乱れることになり、血清内の尿酸濃度が高まります。
結果として尿酸値の上昇を招くということになるわけです。

高尿酸血症は放置すると通風を発症することになるため、尿酸値を下げなくてはいけません。
ただ、先述した通り尿酸が作り出され過ぎているのか、排泄が上手くいかないのかが分からないと、治療方針が定められません。

高尿酸血症は3種類あり、尿酸が作り出され過ぎている場合は尿酸産生過剰タイプ、排泄が上手くいかない場合は尿酸排泄低下タイプといわれます。
また、尿酸が作られ過ぎている状態と排泄量が少ない状態とが同時に起こっている人もいます。

なお、どのタイプに該当するのかは検査を受けることにより明らかになります。
尿酸産生過剰タイプ、尿酸排泄低下タイプ、混合タイプのどれに該当するのかが分かったら、それに合った治療を進めていくことになります。

ただ、基本は生活習慣の改善になるでしょう。
食事療法を行ったり、運動療法を行ったりすることにより、尿酸値をコントロールします。
医師の指示通りにやらないと尿酸値が高まる場合もありますので、素人判断で取り組むのは良くありません。

また、高尿酸血症の人は尿路結石を引き起こしやすくなります。
このことから、治療方針の中には尿路管理も含まれることになるでしょう。
尿が酸性に傾くと尿路結石が作られやすいのですが、そうならないようにするために水をたくさん飲んだり、尿の酸化を防止する食事をとったりします。
こうした治療に取り組んだにも関わらず尿酸値が低下しない場合には、高尿酸血症のタイプに合った薬を使用し、数値の改善を目指します。

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